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ご相談の多い病気

腰痛・坐骨神経痛

腰痛は、腰椎の変形及び障害(ヘルニア等)が起こり腰部が痛くなる場合と、尿路結石等の基礎疾患から起こる腰痛に分けられますが、大半は腰椎障害によるものになります。

漢方的には、腰痛は寒湿の邪(冷えと寒湿)により、患部の気血運行が阻滞されたと考えます。また、「腰は腎の腑」といわれていますが、腎(※腎臓ではなく、人の生命力の源のような働きをする臓で、30代後半から弱ってくる)は骨・軟骨を主っており、腎が弱ると骨・軟骨が変形または少なくなり、腰痛や坐骨神経痛になりやすくなります。

<漢方的な発症機序の考え方>

腎虚(腎の弱り)で、もともと体に水滞(水の代謝が悪くなっている状態)がある人が、外邪ー寒湿の邪(冷えと湿気)を受けた場合に腰痛がおこります。 湿邪は除きにくく治療期間は少し長くなります。

<腰痛・坐骨神経痛になりやすい人>

  • ○骨・軟骨と密接な臓ー腎が早く弱る生活習慣
    ・久しく睡眠時間が短かった人
    ・摂食ダイエットをした人
    ・心身ともに過労の人
    ・冷たい飲み物(ビールや炭酸飲料など)が好きで、たくさん飲む人
    ・ストレスが多い人
  • ○生まれつき虚弱体質(小さい子供のころから慢性病を患う)の人
  • ○30代後半以降の人…発症が早まるかどうかは、生まれつきの体質と腎の弱る生活が久しくあったかどうかで決まるようです。

<症例>

54歳男性 177cm 60kg

発症:
5年前
主訴:
坐骨神経痛 腰痛とおしり横の痛み・足横のビリビリ感
随伴症状:
便秘 中程度の排尿困難
性格:
神経質 悩みやすい
憎悪因子:
ストレス時 過労時
○判断
思慮過度などで、脾が傷つき食少傾向あり、気血精の生化不足で後天が補えず腎虚著しい(・・年齢的にも腎虚あり)状態で、腎の腑である膀胱も影響して排尿障害も併発。脾虚なのに冷飲(ビール)が多く、冷え性で脾虚湿盛(内湿停滞)のところに、外邪(環境因子)の寒湿をうけて腰痛が発症した
○治法
温中祛湿 助陽散寒
○方剤
辛熱の乾姜で温中散寒、白朮と茯苓で健脾祛湿と運化を強め、乾姜とともに寒湿を除去。附子の助陽散寒の効果により、少陰陽気を振奮させるとともに、寒邪を除く
○経過
5日目で痛みが半減、15日で完治。ただし腎虚体質は残るので、再発予防のために補脾補腎薬(扶陽理中)を服用する

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