2020年9月23日
水分を摂ることは重要!ただ、摂りすぎと水温に注意です。
秋になり少し涼しくなってきましたが、秋雨で湿度が高いと、、発汗過多のため、熱中症や脱水症になりやすく、
その予防のために、まだ夏と同じく水分を多く摂る季節です。
摂取した水分は、胃腸(中医学では脾胃)で吸収されて、身体の必要な部位に運ばれることにより、
生命維持に必要な水(中医学では津液)になります。
ですが、胃腸で吸収できる能力を超えた過剰な水分は、病の原因(下痢や嘔吐、食欲不振など)となり、
胃腸の機能をも傷つけて水分の吸収能力の低下を引き起こし、脱水になりやすくなることがあります。
例えば、自然界において、雨が降らなければ砂漠となり、(水分摂取をしなければ人は脱水に)
土壌で吸収できる量を超えた大雨が降り続けると、
河川の氾濫や土砂崩れという大きな災害(人では水毒症などの病気)になるということです。
また、水分の温度も重要で、冷たい水分を摂りすぎると、胃腸での吸収能力(中医学では脾胃の陽気)が著しく低下してしまい、水分を摂っても身体に必要な水となりにくくなります。
できれば常温で摂取する方がよいでしょう。
内臓を(特に胃腸)傷つけるほどの過剰な水分摂取やキンキンに冷えた飲みものには注意が必要です。
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