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    漢方治療症例 
症例一覧
手湿疹・掌蹠膿疱1
尋常性乾癬
月経不順1
不妊症2
神経痛


不妊症1
アトピー性皮膚炎1
無月経1
夜間尿・失禁1
子宮内膜症1
子宮内膜症2

症例は、順次追加しています。


手湿疹・掌蹠膿疱1

58歳 女性
中肉・食細く日頃より軟便気味・下痢しやすい 偏頭痛持ちで鎮痛剤常用(中を冷やしている)・冷飲食はあまりない 冷え症 血の不足あり 疲労感ありだが、座るほどでなし
2年くらい前から発症。てのひらに肥厚型の湿疹・水泡・赤黒い状態・かゆみあり
舌:色は淡暗 苔厚め 潤苔

治療 
    皮膚を作る脾胃を立て直すとともに、皮膚の材料となる陰も補う。
    肥厚型の湿疹の為、皮膚を柔軟する方剤
    余分な湿を多くかかえるため、冷やさない湿とりを加味。
    

当初の目安では、3か月という目標で飲み始めていただきましたが、
  2か月分が終わった頃には、皮膚の硬く厚みがあった部分が柔らかく皮膚の
  色も暗がやわらいできたため、処方を少し変更。
  4か月飲み終わった頃には、うっすら痕を残す感じによくなりました。
  5ヶ月目より、体質ケア(健脾薬)の方剤のみ継続。

  飲み始めより生活習慣にお気をつけいただき、早い症状改善となりました


尋常性乾癬

80代 女性
痩せ型・寒がりの暑がり・湿疹の場所は背中と手と足(主にひざ下)・10年くらい前発症
赤みは濃く・かゆみも強い・・夜間寝ていても起きてしまうほど・・白落屑・肌全体は乾燥
1年中変化なし

治療 
    体質=陽気不足が有るとともに、陽気と湿のうっ滞あり
    虚陽上浮による外皮熱・痒みは化風。
    中の陽気を強く補い、外はうっ滞を巡らせ、浮いた熱を冷ます。
    

年齢もあり、身体の老化・虚弱化も、乾癬の原因のひとつと考え、少しお時間が
  かかる事をご了承いただく。
  飲み始めて3か月まで一進一退で、乾癬にあまり変化はみられなかったが、
  冷え・腰痛・尿の症状がかいぜんされ、身体が良い傾向にあるため、がんばって
  続けていただきました。5ヶ月目来店時、急に乾癬の状態がぐっと良くなり、
  ほとんどのしっしんが消失していました。
  その後、2カ月同薬を続け、現在は現状維持のため、1日1回にて服用中です。

  


月経不順1

27歳 女性
体質:中肉で冷え症。過労気味・ストレス感じやすい。食事良し。声は小さい。
月経:28~32日周期・量はやや少ない・色は最初淡紅で後半黒っぽい・小さい塊あり、。生理痛は始まる前と終った後、鈍く重い痛み・腰重。初潮は11歳。
舌:色は偏紅。苔なし・薄い舌。

 治療 やや月経後期の量少
     初潮は11歳なのでもともとの体質はOK。過労によるからだの消耗を回復する      栄養物質(陰血)も不足になっているため、陰血を補い作られるようにすること。
     血の滞りの改善を目指しました。

 方剤 扶陽理中湯合人参養栄湯合冠心逐瘀丹加減
     就寝前、内股を湯たんぽで温める・黒豆煮をおすすめ
1ヶ月服用後の月経では、生理痛(腰重)も無くなり、月経色も改善。
 月経量が増えるまで、継続して服用中です



不妊症2

30歳 女性
体質:中肉~細め 声小さい・イライラ少しあり。食欲旺盛、辛い物好き。冷え(足)。
    偏頭痛。朝起きにくい・肉体疲労あり(仕事)
月経:周期は遅れ(約40日)・量は少ない・色は最初暗紅で後半淡く・粘質で塊(大)あり   。生理痛は腰が重い・PMSほとんど無し。初潮は12歳。
舌:色はやや偏紅。潤。白苔多い・歯痕あり胖舌。

 治療 月経後期の量少なく瘀血あり
     冷え(虚による)の影響で月経後期と血の滞りがあり。陰陽の不調和(ホルモン     バランスの乱れなど)を整えながら、陽力=子宝力を高める。

 方剤 扶陽理中湯合冠心逐瘀丹合桂枝加竜骨牡蠣湯加減
     
1ヶ月服用後に来店時、高温期がきちんとあるようになって体調も良いとのことで、
 たいへん明るくお話になられてました。

その後、2か月飲まれて、3回目をお渡しして10日後頃に、陽性反応が出たとの
 事で、病院で妊娠5週目の嬉しいお知らせをいただきました。


神経痛

60代 女性
体質:ややぽっちゃり 色白頬紅 
 朝起きて急にそけい部と腰部の痛み、さすると良い 歩きはじめが痛む
 足を上げにくい 昨夜足が冷えた もともと悪い
 
治療 もともとの体質が湿を持ち、梅雨時期の湿気と冷えの影響を受けたことにより発    症。さすると良いとのことと年齢で、補う必要もあり。

    冷えと湿気をとり、気と血の巡りを回復させ痛みを治す
    場所がそけい部というのも有り、肝経から冷えの進入と考え、方剤を選びました

方剤 苓姜朮甘湯合五積散合当帰四逆加呉茱萸生姜湯加減
     
急性のため5日分お渡ししました。
 しばらくして来店された時、3日くらいで痛みが治った。ととても喜んでおられました




不妊症1


36歳 女性
体質:やせ型で皮膚に艶なし。冷え症(夏でも足が冷えて眠れないことあり)。貧血気味で肩こり・片頭痛持ち。食欲はあるが食べればすぐに満腹になる。血圧低い。よく立ちくらみがする。すぐに眠くなる。声小さい。20歳頃子宮内膜症と診断を受け治療していた事があり。
月経:30~35日周期・量は少ない・色は黒っぽく塊があり、後半は黒味が少なくなる。生理痛は初日から2日目に痛み(ちぢむようなひきつるような)がひどく鎮痛剤が必要なほど。初潮は11歳。基礎体温は、2層になるが、高温期が短い。
舌:色は淡暗。舌上は潤

治療 温補補腎と活血化?(子宮を温め血の巡りを良くする)
    補脾補血(胃腸温め元気にし、食べた物がきちんと血となるようにする)
    陰陽調和(正常な生理的営みが出来るよう体のバランスを整えます)
方剤 附子理中湯合桂枝加附子湯
    (人参湯合麻黄附子細辛湯合桂枝加竜骨牡蠣湯)
最初の2カ月で生理痛はほとんどなくなり、生理色も初日から黒味が無くなりました。ただ、月経血量がまだ少ないのと高温期が短いので・・・今の処方に附子・黄耆・当帰・芍薬をさらに加えました。
追加した処方を服用して、3カ月、月経の周期が30日前後で安定し、血量も増えてきました。立ちくらみもなくなりました。
初回の来店から8カ月目に妊娠検査薬・・・陽性、婦人科を受診し妊娠と判明しました。
その後は妊娠病(つわり・浮腫・切迫流産等)の予防薬として”桂枝加竜骨牡蠣湯”のみ服用継続中

                                                  



アトピー性皮膚炎1

37歳 女性
生後1カ月に発症。ずっと病院で治療していたが完治せず20~30歳半ばは緩解期と憎悪期の繰り返し。季節の変化、イライラする時に悪化傾向。最近は頭皮と顔面症状が強く出て来店されました。
症状:目の周囲に赤みと腫れ。頭皮は乾燥した瘡蓋(かさぶた)あり。顔面・手の甲に腫れた感じの丘疹。痒みは非常に強く、特に夜間に強くなる(皮膚に熱感あり)。
体質:お腹がゴロゴロ鳴ることが多い(腹鳴)。冷たい飲食物を好む。やや暑がり。
舌:色はやや紅で舌上は潤。

治療 温補補腎・潜陽・中焦の水飲を除く・陰陽調和
    先天的に体を温める力の不足(陽虚)によりアトピーが発症したと考えます。温め    る力の不足は体の各機能の低下につながります。(皮膚に栄養を巡らせる力も、    外からの刺激に対する抵抗力も低下)
     また、温める力不足は体の中心に冷えを生み、その冷えと調和出来ない熱量が    体の外側(皮膚表面や頭の方へ)に追いやられます。体の外側(皮膚表面や頭     の方)に追いやられた熱量のために、強い痒みや熱による乾燥を起こしています
    治療の中心は、体の中心を温めて、皮膚に追いやられた熱量を体の中に潜らせ    ること。さらに皮膚に熱が追いやられないように体の中の冷たい水を除くことです

方剤 附子理中湯合桂枝加竜骨牡蠣湯加縮砂乾姜
    (人参湯合麻黄附子細辛湯合桂枝加竜骨牡蠣湯加縮砂乾姜
最初の1カ月服用で目の周りはきれいになり、痒みも軽くなったとのことです。
  2カ月目では、頭部・顔面・手の甲の湿疹も消失。症状もとれてすっかりきれいになり  ました。
以降は完治をめざし、体質(体を温める力不足・・・陽虚)改善のため継続服用です。

                                                     



無月経1

17歳 女性
初潮は14歳(母親もやや遅めであった)15歳頃より月経周期が乱れ、年に1~2回程度しか生理が来ない。月経血量はかなり少ない。さらさらの薄い血で塊は無し。生理痛は今までほとんど無かった。生理後に頭がボーっとして、ふらつきがたまにあり。16歳の初夏ごろより生理が全く無くなり相談来店されました。
体質:かなりのやせ型。顔色は青白い。目の周囲のみ少し赤い。食欲無し。声がかなり小さい。朝起きにくく、物事を決めたり動くまで時間がかかる。不眠・多夢やゆううつ感は無し。
舌:細く色は淡暗で舌上は潤。

治療 温補補腎と補気補血活血を中心とした治療。初潮がやや遅く年齢・顔色・舌診等    から先天的な腎虚(熱量と物質の不足)を補うことと、胃腸を温めて食べ物がしっ    かり栄養(血)となり、働ける(気)ようにすることが大事と考えました。 
    また、気血の不足により、血・精を蔵す臓腑の肝胆が無力になり(朝起きられな     いとか、決断できない)、生理を起こすことが出来ないと考えて、処方を加味しまし    た。
方剤 附子理中湯合黄耆建中湯合当帰補血湯
    (人参湯合麻黄附子細辛湯合黄耆建中湯加黄耆当帰)
    ※同時に食事のアドバイスと過運動を控えるようにお話しました。
最初の服用1カ月で食欲が出てきて、以前より食事量がかなり増えてきた様子。顔色 が良くなってきました。まだ生理は無し。
服用3カ月目で本人が自覚できる体の変化(生理兆候)があったもののまだ生理は来 ない。体調は良く、朝も早く起きられるようになったとのこと。
服用4カ月弱で生理が来ました。2日目に月経血量が多く体調が心配でしたが、問題無し。
 その次の月も生理があったため治療は終了。今は本人の希望で維持的に1日1回服用されています。

                                           



夜間尿・失禁1

73歳 男性
50歳後半から夜間に尿意で起きるようになり、60半ば~70歳では夜間に3回も行くようになった。病院にかかったが、トイレ回数はあまり減らなかった。たまに、間に合わず失禁することもあり。来店時には、4~5回行くことがあり眠れず、旅行にも不便で、ということでした。
体質:中肉中背、若いころは仕事に忙しく睡眠も不十分だったためか、実年齢より老けて見える。顔色白く頬のみ赤み。声小さい。動作がゆっくりで足腰が弱いようす。高血圧(病院処方薬を服用)。顔ややほてる。足は冷える。晩酌にビール大瓶1本(あまり冷えてないのを好む)
尿の色は無色~やや淡黄色。尿が出るまで時間がかかり、出る時も勢いが無い。

治療 温補補腎(陽)補脾に収斂(ひきしめる)で、夜間の排尿回数と失禁を治療する。
    長年の過労により腎陽の消耗が大きいのと、睡眠不足で気の補いが出来ない状    況が長かったため、体の機能(膀胱のひきしめる力や水を再吸収する働き)が働    けずに頻尿や排尿障害になっている。
    また夜間尿は、1日の中でも夜間は陽気(体の機能や働きのこと)が低下した時    間帯であるために、さらに膀胱に蓄えておく力が無力になり、水分の再吸収の働    きも出来なくなり症状が強く出ている。
    高血圧・顔のほてり等は、陰盛格陽による。
方剤 附子理中湯合桂枝加竜骨牡蠣湯加五味子山茱萸
    (人参湯合麻黄附子細辛湯合桂枝加竜骨牡蠣湯加五味子山茱萸)
    ※同時に体の陽気を傷つける(体を冷やす)ビールや刺身・生野菜は控えていた     だくようアドバイス
最初の1カ月服用で、夜間の排尿の回数が2回(時に3回)に減る。
 失禁回数は、服用前の約半分になりました。(2回)
服用3カ月目で、夜間の排尿回数は1~2回(1回の時が多い)まで減って、失禁もほ とんどなくなり、ご本人様にもかなりご満足感いただけました。


                                               


子宮内膜症1

37歳 女性
一昨年からひどい生理痛が起こるようになり、市販の痛み止めを飲んでも痛みがおさまらない。下腹部がひきつるような激しい痛みで心配になり、病院を受診したところ”子宮内膜症(ダグラス窩に内膜)”と診断された。点鼻薬で痛みから解放されたが、薬をやめると再発し、ご相談に来られました。
体質:中背でやや肥満ぎみ。仕事が飲食店で接客業のため、冷たい飲み物をよくとる。以前からも生理痛はあったが、この2年は激痛(特に初日)、月経周期は遅れぎみで、生理色は黒っぽく塊がある。昼、夜とも仕事があるため、睡眠時間が少ない。最近腰痛もでてきて急に老けたとのこと。上半身はやや火照り、下腹部と下半身は冷える。顔色は全体的に白い。声は小さく動作は緩慢。
舌:色は淡紅色で、形は胖。舌上は滑苔。

治療 原因の一つ・・冷たい飲み物の取り過ぎで脾陽(胃腸のはたらき)と腎陽(ここで     は子宮のはたらき)を傷つけ虚寒内生(体の中に冷えを生じた)した。
    原因の二つめ・・過労で陽気(体を温める力と体の機能)を過度に消耗し、またさ    らに睡眠不足から消耗した陽気を補うことが出来ずに症状(子宮内寒)を悪化さ    せている。
    冷えと陽気不足で、子宮内の血の巡りは非常に悪く、月経周期の遅れや血瘀(     血塊)を作り、さらに冷えからの収縮でひきつるような激痛の生理痛がおこり、子    宮内の瘀阻(凝滞血瘀)が子宮外に内膜をはる原因となった。
    治療は、温補腎陽(子宮)と駆瘀血剤・破血剤が中心としました。子宮内の駆      瘀血力をあげるため桂枝をさらに加味しました。
方剤 附子理中湯合桂枝茯苓丸加三薐莪朮桂枝
    (人参湯合麻黄附子細辛湯合桂枝茯苓丸加三薐莪朮桂枝)
    ※体の陽気を傷つける(体を冷やす)ビールや刺身、生野菜は控えていただくよ      うアドバイス
服用1カ月で生理色の黒っぽさは取れたようす。生理痛は少し軽い程度。上記の方   剤に加工附子を1日3g追加。
  服用3カ月で生理痛はほとんど無くなった。生理時の下腹部の違和感と張りが少し   あり。
服用4カ月で生理痛・周期・色等ほぼ完治しました。


                                



子宮内膜症2

42歳 女性
左の卵巣がチョコレート膿胞と診断されて、昨年5月に左卵巣を摘出。今年の1年検診で右の卵巣もチョコレート膿胞(1年間で直径6.6cmの膿胞になっていた)と診断された。手術(摘出)をドクターから勧められたが、手術したくないとのことで当薬局に相談された。
体質:長身・中肉。
生理:初潮14歳。月経周期・・以前は遅れ気味だったが、この1・2年は25日~28日周期。月経量は多い。色は初日~2日目が黒っぽく塊があり、後半は淡紅色になる。生理痛は無し。
蕁麻疹(淡紅色)が、手と足に夜間から朝方にかけて出来ることあり。夏の冷房は嫌いだが、冷たい物はガブガブ飲み、アイスクリームも大好き。下腹部が非常に冷たく、よくお腹がゴロゴロ鳴く(腹鳴)。顔や全体感の判断では、ゆううつ感はなし。
舌:色は淡紅。形は胖。白苔、舌上は潤。

治療 冷たい物を非常に取り過ぎることにより、脾陽と腎陽を傷つけ、虚寒内生(体の     中の冷え)が子宮に影響した。冷えと傷ついた陽気のため、子宮内の血の巡りが    悪くなり、血瘀(血塊や黒っぽい生理色)を作り、子宮内の瘀阻(凝滞血瘀)のた     め、子宮外の卵巣に内膜をはる原因となった。
    治療は温補腎陽(子宮・卵巣)と駆血瘀剤・破血剤が中心となる。子宮・卵巣の駆    瘀血力を上げるため、桂枝をさらに加味。
方剤 桂枝加附子湯合桂枝茯苓丸加三薐莪朮
    (麻黄附子細辛湯合桂枝茯苓丸加三薐莪朮桂枝加工附子)
    ※同時に体の陽気を傷つける(体を冷やす)刺身・生野菜・果物・アイスクリーム     等・・控えていただく
効果については、自覚症状が特にないので、3カ月後に再検査(膿胞の大きさ)を計   測して判定することとした。
服用3カ月の再検査結果で膿胞の大きさは直径1.7~2.1cmまで小さくなっていま  した。ドクターも手術せず様子を見ようということになりました。

                                   













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